香港
’02.02.26 〜 03.02

No.2


2/28(木) 3日目


 午前6時、モーニングコールが鳴る。多分今日1日もたないなァと虚ろに思いながらゴソゴソ身支度を始める。
ホテルの朝食は6時半からしか食べられないので、すぐに出かけられるレベルまで身なりを整えなくてはならない。



 午前7時半、ホテル出発。またバス。港まで行き、ココからはフェリー。マカオに行くのだ。船に乗るのに出入国審
査をするのが新鮮だった。それに加え面倒臭いコトこの上ない。頼むから寝させてくれぇ!!と心の中で叫んでいた。
 フェリーに乗り込んですぐに寝ようとした。起きてると酔いそうだし。だが眠れない。だって寝てる間にスリにやられ
るかもしれない。通路側に座ったコトもあって、それはもう警戒心剥き出しで。誰も信じない。信じられるのは己と金のみ。


 十分な睡眠もとれずマカオ到着。税関を抜けてまたバス。中国人と思われるガイドが下手な日本語でガイドしてい
る。しかも中国人特有の早口。ウザくてウザくてしょうがない。眠気も手伝ってヤツの声が必要以上にカンにさわる。
ていうかゆっくりで良いからちゃんと聞き取れるように喋れ、このハゲ。
 最初に行ったのが聖ポール天主堂跡。何コレ?みたいな。崩れてきそうだし鳥のフンだらけであまりよろしくない。
旧ポルトガル領ということでそんな香りもしなくはない。
 
←聖ポール天主堂跡。ふ〜んって程度。


 10分ほどでまたバスに戻らされる。今度は変な寺へ行くらしい。その後はカジノヘ行くコトになっており、寺なんて
そんなどうでもいいモン省いてカジノでの時間をたくさん取って欲しかった。コレも研修・・か。
 寺にはなぜだか先程よりも長い15分程の滞在。暇で暇でしょうがなかった。いよいよ待ちに待ったカジノへ。賭博
賭博。賭博が合法なんてスゴイ。カジノ場はエントランスからしてゴージャス。キラキラしている。我々はスロットしか
やる時間がなく、機械の争奪戦となった。スロットは2HK$のコインを使う。30$使って当たりハズレを繰り返し、
結局全部スッた。
 ココでの滞在時間も15分。最後にルーレットやブラックジャックが繰り広げられるホールを見学した。天井は高く、
照明はなんとなく暗い。タキシードを来て葉巻を吸うロバート・デ・ニーロがいそうだ。ていうか昼間なのに賭博に興
じる人々が沢山いた。きっと働かずとも食っていける上流階級の人々なのだ。


 カジノを出て昼食。時間が押しているらしく、30分で食え!と言われ呆れた。そこまでする意味って何だろう。しかも
こんな時に限ってバイキングなんて言う時間のかかる食事法だ。料理の周りにたかるヤカラどもを掻き分けるだけで
も一苦労。苦労したワリに、粗末なヤキソバとか給食の味がするスパゲティ、マズそうなゼリーなど、明らかに失敗と
とれる代物ばかりをとってしまった。たしかポルトガル料理のはずだけど、なんか違うなァと遠い目をしながら思った。
 ちょっとヤケになり、グラスについであった赤ワインをグイっと飲み干し、ワインが要らなそうなヒトからも巻き上げて
再びグイッと。酒飲まなきゃやってらんねーぜチクショー。


 ちょっきり30分後、出発。もう疲れた。帰りたい。でもこれからまた船に乗って中国本土・シンセンへ向かう。あァ。
 まずマカオで出入国の手続きをするため、税関に向かった。税関にはヒトが物凄く沢山いた。しかも中国人はみん
な慌てている。イヤだなァと思いながら並んでいると、汚い中国ババァがわめいている。どうやら後ろを通りたい模様。
しぶしぶどいてやったら、荷物がデカ過ぎてつっかえていた。もはや知ったこっちゃない。バーカバーカと思っていたら
ババァはこっちをにらみ、もっとどけ!と言っているようだった。うっせぇババァ、クソして死ね。


 やっと税関を抜け、フェリー乗り場までバスで向かった。しんどい。フェリーはボロく、2・30年くらい時間をさかの

 
←中国本土・シンセン。とにかく広い。

ぼったカンジがした。眠い、とにかく眠い。絶対寝る。そう胸に誓い、眠る体制に入ると、非常扉の隙間からガソリン
の臭いが!ラリッちゃいそうだ。ハンカチで鼻と口を抑えて眠ろうとしたが無理だった。みんなは泥のように眠って
いるのに自分だけポツンとガソリン臭と闘っていた。人一倍寝てないのに・・。


 1時間後、シンセンに到着した。広い。とにかく広い。土地が有り余っている。シンセンは経済特区で、中国政府
は膨大なカネをこの地に注いでいるようだ。新しい高層ビルが至る所にそびえ立っている。建設中の高層マンショ
ンもそこら中に。まァ頑張って、みたいな。


 シンセン最初の観光はミニチュア・ランドみたいなトコ。中国の名所がミニチュアに。どうでもいい。みんな足取りは
重く、疲れ切っていた。誰一人として写真を撮ろうというものはいない。ただ歩くだけ。
 休憩するコトになり、中国ならお茶でしょ!と友達と意見が一致し、お茶を買った。・・・様子がおかしい。甘い、この
お茶。ジャスミン茶に蜂蜜が入っている。パッケージをよく見ると、「含蜂蜜」と記載されていた。知らんわ、そんなモ
ン。だけど怪我の功名とでも言おうか、蜂蜜のお陰で疲れが少し取れた。
 ガイドさんが案内するがままに歩き回った末、夕食を食べに「海景飯店」というレストランへ。意外と美味かった。
チンタオビールとかいう中国ビールも飲んだ。このビール、販売元がアサヒビールであったコトは見逃さなかった。


 食後は中国民族村で屋内ショー&屋外ショー見学。ドラァッグクイーンの方はイロイロ参考になるであろう。宝塚
豪華版っぽいカンジ。見応え十分。財の全てを投入した感が強い。
 
←野外ショー。ムキムキおにーさんにクギヅケ。とにかく派手。


 ショー終了後、バスに乗り込んで九広鉄道(KCR)にて香港へ。電車に乗る前にまた税関。ウンザリ。電車は木
のイスで、戦後の闇市に向かう時に乗るような電車かと思っていたら、日本の普通電車とあまり変わらない作りだ
った。
 40分ほどで香港に到着。バスにてホテルへ帰還。昼間あんなに疲れていたのに、夜になると何故か元気が出て
くる。そう、アタシは夜の女。みたいな。


 で、ホテルに戻るとすぐ、いつものグループでゲテモノ食いツアーに出かけた。イロイロ歩き回り、一軒のラーメン
屋に入った。メニューは当たり前だが全て漢字。どうやら麺とトッピングを選ぶ形式のようだ。
 僕は幼麺という麺に、贄肉、蝦條という怪しげなモンをチョイス。みなそれぞれ怪しいと思うブツをトッピングに選ん
だ。僕のが1番最初に出てきたが、ハムみたいなのと、ソーセージを切ったようなのが出てきた。麺は極細の縮れ
麺。当たりだ。なんか美味いし。
 他のヤツらはそれはもう、ゲテモノと呼ぶに相応しいブツが盛られていた。鶏の手とかキャタピラみたいな臓物(多
分牛の大腸)、奇妙な色の肉団子などなど。ウワーとかエー?とかわめきながらそれぞれ食べた。鶏の手を食べさせ
てもらったが、形がリアル過ぎる。爪とかついてるし肌はイボイボだし指の節もクッキリ。肉はゼラチン質。食いかけと
か見ると腐乱死体のようで食卓に乗せてはいけない気がした。








 





 
←注目はイスの下。真面目にモップの替えだと思っていたら、実は麺だった。





 散々騒いでホテルに帰ったのが午前2時ごろ。よくもまァそんな体力が残っていたものだ。通常2日かけて回る
ところを1日で回ったようだ。どうりで疲れるワケだ。1日で3カ国も回るなんて、雷波少年でもやらなさそうな企画だ。


で、寝ついたのがいつもの如く4時頃。

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