名古屋乗換え指南 紛らわしい駅名 1.
名古屋市内には「名古屋」の付く駅名が9つある。その中でも名駅という地名の該当するところには 「名古屋(地下鉄東山線・桜通線)」「名古屋(東海旅客鉄道=JR東海)」「名古屋(名古屋高速 臨海鉄道あおなみ線)」「近鉄名古屋」「名鉄名古屋」の4つの名古屋駅が並ぶ。
「名古屋(地下鉄)」 1.線名 東山線、桜通線 2.開業 1957年 3.改札口 地下1階
(東山線)と地下2階(桜通線)。それぞれに地下街が繋がる。 4.プラットフォーム 地下2階
(東山線)と地下3階(桜通線)。 5.特徴 東山線は乗客のあまりの多さに下り線と上り線の乗
降場所を列車一編成分ずらしてある。桜通線との乗り継ぎはやや評判悪。
「名古屋(東海旅客鉄道)」 1.東海道新幹線、東海道本線、中央本線、関西本線 2.開業、1886年
国鉄駅として開業 3.改札口 主な出入り口は桜通口と太閤通口。桜通口は巨大なツインタワーの真下。
太閤通口は駅西と呼ばれ昔の闇市から発展。そのせいか野暮ったい雰囲気が抜けない。新幹線がこちらに作ら
れたことで遠地の教師が来やすいので予備校が発達。4.地上2階(在来線)と3階(新幹線)
5.1937年に
できた駅舎は東洋一の大きさを誇ったそうだ。1999年に2000億円をかけ、今のツインタワーに代えら
れた。ここに新しく入ったタカシマヤが、立地のおかげもあって大もうけ。
「名古屋(名古屋高速臨海鉄道)」 1.あおなみ線 2.2004年10月6日 3.JR太閤通口を共用。
4.地上2階。5.もともと旧国鉄西臨港線の旅客化計画の一環として作られた路線。経緯的にJRの駅敷地
の一部を譲渡されたか貸与されたらしい。万博の「第3の会場」、名古屋市内市内パビリオン「ささしまライブ」へは
この路線で。
「近鉄名古屋」 1.名古屋線 2. 1938年関西急行として。 3.地下中1階という微妙な場所に大ホールを有する。
4.地下1階 5.近鉄百貨店を上に有する。
「名鉄名古屋」 1.名古屋本線 2.1941年「新名古屋駅」として。 3.地下1階と地上。 4.地下2階 5.
1935年、愛知県の2大私鉄であった名岐鉄道と愛知電気鉄道を合併し、名古屋鉄道が発足。しかし
両方の私鉄が乗り入れる駅は存在しなかった。そこで旧国鉄名古屋駅の真横に統合名古屋駅を
作ることになった。1941年にできた駅は、新生鉄道の門出を祝うものとして「新名古屋駅」と命名。
しかし今や手狭になってしまった駅のやりくりは限界に近い。駅機能を上小田井駅や金山駅に分散していく中で
しだいに「新しい、名古屋駅」でもなくなっていったし、万博を機に、駅名をわかりやすくするために改称
(2005年1月29日)。
「名古屋駅」、と俗に言われている駅は、出来たばかりのあおなみ線を別にすれば、上述のとおり大きな変遷をたどっている。 なお、これらの駅の接続は、10分〜15分以内もあれば乗り換えられるタテマエになってはいるが、都市部の駅の肥大化のご 多分に漏れず、接続時間は長くなる一方である。最悪なのが名鉄名古屋−JR東海新幹線ホーム。時刻表には15分かかると 書いてある。それ以上かかることもしばしば。
他の「名古屋」と付く駅は次の通り。もちろん名駅の敷地内の名古屋駅からは徒歩乗り継ぎはできません。
「名古屋港」と「東名古屋港」 名古屋港 1.地下鉄名港線 2.1971年 3.地下1階 4.地下2階 5.名城線の改組に伴
い線名が2004年10月6日「名港線」と変更。名古屋港水族館が有名。
東名古屋港 1.名鉄築港線 2.1924年 3.地上1階 4.地上1階に1面のみのプラットフ
ォーム。 5.朝と夕方しか列車がない。貨物線が港内まで延びているので終点なのは旅客だけである。これら上の駅がいかに
「名古屋港」と名乗ろうとも、両駅間は東名古屋港→築港線→大江→金山→名港線→名古屋港、と乗り継ぎ時間抜きで30〜
40分くらいする。
「名古屋競馬場前」1.名古屋臨海高速鉄道あおなみ線 2.2004年1月6日 3.地上1階 4.地上2階
5.競馬場自体は経営があぶない。閉鎖されたら名前が変わるのだろうか。