始発バス停大曽根バス停から出た所。
守山のガイドウェイバスが全国区に成ったのは、
名古屋にとっては恥ずかしい「軽急便たてこもり爆発事件」
(2003年9月16日)であった。その時に実況中継で
「ここにはガイドウェイバスという乗り物が走っており・・
・」とかいう報道がなされた。それで全国に名が知れたに
すぎない。
ガイドウェイバスを材料に一体自治体は何がしたかったの
であろうか。デュアル・モード、という交通工学の実験の
場、というにはあまりにも高価な代物である。志段味地区の
再開発が望みだったのであろうか。そのためにはガイドウェ
イバスの都心乗り入れが重要であろう。
その方法は次のようなものである。まずナゴヤドーム
のまん前を通し(現在の「ナゴヤドーム前矢田駅」は、
そこからナゴヤドームまで徒歩5分を要し、しかも野球
観戦者はさらに入り口から自分の席まで相当の時間を歩か
ねばならない)、そして萱場から基幹バスに乗り入れさせる
のである。基幹バスは結構定時性が高い。
志段味地区の交通は、ほとんどが自家用車によると考え
られる。この方面からの流入で守山自衛隊前とか矢田町
10丁目は朝晩渋滞する。鉄道はない。名古屋の最東部と
最北部に当たるため都心からは不便な場所である。しかし
住民そのものはそれほど多いとは言えない。以前は昼間の
市バスにマイクロバスを当てていたくらいである。この地区
は一頃「竜泉寺ウォーターパーク」などで賑わったレジャー
地区だったが、不景気のあおりをもろに食らってしまった。
再開発を考えるなら都心機能の一部をここに移転するくら
いの覚悟もほしい(例えばオランダ王国の首都はアムステ
ルダムだが、憲法上の首都、あるいは最高裁があるのは
デン=ハーグ市らしい。南米のボリビア共和国
も事実上の首都はラパス、憲法上ではスクレ市と
なっている)。